クラスとメソッド

Javaプログラム(ソースコード)を記述していくには、色々とルールがあります。基本的にそれらルールに従ってソースコードを記述しなければなりませんので、できるだけ覚えるようにしましょう。

クラスとメソッド 目次

  1. ソースファイルの構造

1.ソースファイルの構造

まずはソースファイルを開き、ソースコードを表示させましょう。基本的なソースファイルの構造について説明します。

ソースファイルを開く

package pac01;

public class HelloWorld {

	public static void main(String[] args) {
		// TODO 自動生成されたメソッド・スタブ
		
	}

}

1-1 パッケージ文

1行目は「パッケージ」文と言い、プログラムが含まれるパッケージ名を指定しています。これは先頭に書く必要がありますが、Eclipseが自動的に挿入します。2行目は空白行ですが、空白行は無視されるのであっても無くてもOKです。単純に見やすい様に空白行を入れればOKです。

パッケージ文

1-2 クラス宣言

3行目は「クラス宣言」と言い、その名の通りですがクラスを宣言する箇所になります。Javaでプログラムを作成する際(=ソースコードを記述)は、クラスという単位で作成します。クラスが何かという説明を始めると大変な量になるので、ここでは省略したいと思います。

「public class」という部分はおまじないだと思ってください。その後ろの「HelloWorld」という部分が、このクラスの名前になります。基本的には半角英数で自由に命名できますが、先頭は英字の大文字にしましょう。

3行目からクラスが始まりますが、必ず終わるところがあります。3行目の一番後ろに「{」中かっこ始まりがありますが、これに対応する「}」中かっこ終わりが出現したら、そこで終わりになります。10行目がそれにあたります。

クラス宣言

つまり、クラスの中身は4行目から9行目まで、ということになります。この「{」と「}」で囲まれた範囲のことを「ブロック」と言います。

クラスブロック

1-3 メソッド

実際に処理を実行させる命令文を記述した部分のことを、「メソッド」と言います。今回の場合は5行目がメソッドの開始になり、8行目が終了になります。クラス宣言の時と同じように、5行目の文末には「{」があり、8行目には「}」があることが分かります。

メソッド

メソッドブロック

メソッドは、必ずクラスの中に含まれる(これを「包含する」と言います)ことになります。両方のブロックを重ねるとこんな感じです。

クラスブロックとメソッドブロック

1-4 命令文

実際に処理を行わせる命令文は、7行目になります。今回は、「HelloWorld」という文字列を表示しろ、という命令になります。

命令文

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