Eclipseの起動と画面設定
この記事では、インストールしたEclipseの起動の仕方や画面表示に関する各種設定の仕方を説明します。
Eclipseの起動と画面設定 目次
1.Eclipseの起動とワークスペースの設定
この記事では、Eclipse4.4を単体でインストール後にPleiadesを追加で導入し、日本語化を行った状態です。デスクトップにショートカットを作成した場合はそちらから起動します。
Eclipseをまだインストールされていない場合は、こちらの記事を参照してください。
作成したプログラムなどの保存する場所のことをワークスペースと呼びますが、Eclipse起動時はこれを保存する場所を聞かれます。私はJavaインストールフォルダに「workspace」という名前のフォルダを指定しましたが、場所はどこでも構いません。
常に同じ場所で良いなら、ダイアログボックス上の「この選択をデフォルトとして~」というチェックをオンにすれば、次回から同じ場所が指定されます。もし、複数のワークスペースを使い分けたい場合は、ショートカットアイコンにワークスペースの場所を指定しておく方法もあります。
Eclipseのショートカットアイコンを選択し、右クリックから「プロパティ」を選択します。表示された画面の「リンク先」と言うところにEclipseのフルパスが最初から書かれていると思います。その後ろに半角スペースを空けて、[-data]を入力します。さらに、半角スペースを1つ入れて、後ろにワークスペースに設定したいパスを入力します。入力したら「OK」ボタンをクリックして画面を閉じます。
私の場合は、「C:\Java\eclipse\eclipse.exe -data c:\Java\workspace」と入力しました。別のワークスペースを指定したい場合は、ショートカット自体をコピーして、コピーした方のショートカットには、違うワークスペースのパスを指定すればOKです。
2.画面表示の調整
Eclipseの画面は、いくつもの小さな画面が組み合わさってできています。それぞれの小さな画面はマウスのドラッグアンドドロップでサイズを調節したりすることができます。
この小さなウィンドウはタブになっていますので、タブの部分をマウスでドラッグすると、場所を移動させることができます。試しに「パッケージ・エクスプローラ」を、「アウトライン」の右側までマウスでドラッグして移動させます。マウスポインタのところに緑の縦線が入っているのが分かるでしょうか。これは、この位置に挿入可能であることを表しています。
「アウトライン」の右側に移動することができました。
マウスポインタが、車の通行止めのようなアイコンになっている場合、その場所に移動することはできません。
タブの右側に表示される「×」ボタンをクリックすると、そのタブを非表示にすることができます。また、「_」ボタンで最小化、「□」ボタンで最大化することができます。
非表示にしたタブは、画面上部の「ウィンドウ」メニューから「ビューの表示」を開き、表示したい画面名を選択すると表示されます。
3.画面レイアウトの初期化
画面のレイアウトを色々と変更しすぎて何が何だか分からなくなった場合、初期状態に戻すことができます。画面上部の「ウィンドウ」メニューを開き、「パースペクティブのリセット」をクリックします。確認メッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。
画面レイアウトが初期状態に戻りました。困った時はリセットしましょう。
4.画面レイアウトのデフォルトの変更
この、「パッケージ・エクスプローラ」などの小さな画面の配置設定のことを「パースペクティブ」と呼びます。様々な環境向けの設定が存在するのですが、デフォルトでは「Java」が選択されています。このデフォルトを変更するには、画面上部の「ウィンドウ」メニューから「パースペクティブを開く」を開き、「その他」をクリックします。
「パースペクティブを開く」画面が表示されますので、ここでパースペクティブを選択することができます。例えば「Git」を選んでみたいと思います。
「Git」用の画面レイアウトに変更されました。このサイトではJavaを取り扱いますので、パースペクティブをJavaに戻しておきましょう。
5.Eclipseの終了の仕方
Eclipseを終了するには、画面上部の「ファイル」メニューを開き、、「終了」をクリックします。または、画面右上の赤い「×」ボタンをクリックします。
「×」ボタンで終了する際は、確認メッセージが表示されますので、「OK」ボタンをクリックするとEclipseが終了します。
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